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Author:rekikyo
大阪大学歴史教育研究会の公式ブログです。
原則として事務局スタッフの記事を中心に週一更新、その他告知や参加メンバーによる投稿等があれば随時掲載します。

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大阪大学歴史教育研究会・第64回例会

【大阪大学歴史教育研究会・第64回例会】

日時:2012年11月17日(土) 午後1時30分~5時30分

場所:大阪大学豊中キャンパス文学部本館2階 大会議室


1.杉本淑彦(京都大学文学研究科教授)

「国民意識と文化:文化遺産は誰のもの?」

(要旨)
 文化遺産という概念は、国民国家の形成と深く関わってきた。大英博物館の創設は18世紀半ば、そしてルーヴル博物館の本格的開館はフランス革命期である。
 19世紀になると、国民国家の版図の外に由来を持つ文化財をも蒐集し、それを国民国家の栄光として誇示する傾向が強まる。ロゼッタ・ストーンに代表される古代エジプト文化財や、エルギン・マーブルに代表される古代ギリシア美術品は、19世紀、イギリスやフランス、そしてイタリア諸国家によってこぞって蒐集された。
 第二次世界大戦後は、新たに国民国家を建設しようとするA・A諸国が、欧米と日本へ流出した文化財を、自分たち国民国家の文化遺産だと称し、その返還を求めるようになる。


2.大学院生によるグループ報告1
尾崎真理(日本史学、M1)
小田 歩(人間科学・生涯教育学、M2)
真嶋宣明(東洋史学、M1)

「文化の成り立ちと政治権力の関係―18~19世紀の近代国家形成期を中心に―」

(要旨)
 従来の世界史教育では政治史と文化史は別個のカテゴリーに切り離されて語られてきた。しかし、一見政治とは無関係に見える文化にも政治的な要素というもの(文化の政治性)が存在し、そのあり方も多様である。政治権力が創り出した文化(国歌など)、政治権力に対抗して地方や民衆が創り出した文化(民族衣装など)、さらに政治権力と地方や民衆とのせめぎあいの中でうまれた文化(運動会など)。本発表ではそのような文化と政治との多様な関係性を見いだすことを目的とする。
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